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タイトルレビュー / 感想

時刻を3つ覚えるだけで判断が変わる。『モバイル・レジェンド』の設計

•最終更新 •執筆: HUB-GAME

Mobile Legends: Bang Bang(MLBB)の App Store(日本)での公開は2016年11月11日。スマホMOBAの中では最も古い部類に入る。

後発の2タイトルと並べると、覚えることは少ない。代わりに、時刻を知っているかどうかで判断が変わる場面が多い。

■ 試合の判断が、時計で決まっている

タートルの初回は2:00。倒されると2分後に戻り、8:00で打ち切られる。最初の1体は必ずEXPレーン側に湧く。

2:00に川へ間に合うのは、EXPレーナーとジャングラーだけです。この2人がウェーブを押しておけるかどうかで、最初のオブジェクトの行方が決まる。

外側タワーには開始5分間、金色のシールドが張られます。タワーの被ダメージが30%、近くの味方の被ダメージが15%減る。この時間帯のタワーダイブは、まず通りません。

ロードは8:00ごろ、最後のタートルが倒れた2分後に出ます。倒すと味方として進軍し、最初に出会ったタワーの最大HPの30%をトゥルーダメージで削る。18:00で進化します。

この3つを覚えているだけで、レーンに残るか川へ寄るかが決まる。上手さの前に、まず時計です。

■ 試合前の準備が軽い

エンブレムは7種類あります。ただし選べるタレントはどのエンブレムでも同じで、違うのはエンブレム自体が持つステータスだけ。第1段・第2段・第3段から1つずつ選ぶ形も共通です。

どれを育てても、選択肢の幅は変わらない。ルーンを4系統から組み立てるワイルドリフトや、30枠にアルカナを積むオナー・オブ・キングスと比べると、試合が始まる前にやることは少なくて済みます。

装備は61種。売却で戻るのは購入額の60%で、高級ブーツだけ30%です。ただし試合開始から15秒のあいだは全額で売れる。押し間違えたら、その場で売り直せばよい。

ひとつだけ、試合前の選択が買い物を縛ります。バトルスキル「狩猟」を持って入ると、買えるブーツがジャングルブーツだけになる。持たなければジャングルブーツは買えません。ジャングルを回るかどうかを、試合前に決めることになる。

■ 正直な難点:日本語の情報が少ない

日本語で読める攻略情報は、後発の2タイトルより明らかに少ない。ヒーロー名の日本語表記すら定まっていないものがあります。

ゲーム内の日本語表記と公式サイトの英語表記がずれている例もある。遠距離キャリーはゲーム内が「ハンター」、公式サイトの英語が Marksman です。

公式はロールを6区分、レーンを5区分で、別々に付けています。133体のうち35体が2つのロールを持ち、2つのレーンに置かれるヒーローもいる。ロールが分かってもレーンは決まりません。

ローム役には、最初の8分は1人でミニオンや中立を倒しても取り分が30%に下がる決まりがある。知らずに1人でファームすると、何も育たないまま8分が過ぎます。

■ 総評:こんな人におすすめ

手に入るのは、覚える量に対して見返りの大きい試合だ。時刻を3つ押さえるだけで、川へ寄るかどうかの判断がつく。試合前の準備はエンブレム1枚で足ります。

代わりに引き受けるのは、情報を自分で確かめる手間。日本語の記事は少なく、呼び名も揺れている。姉妹サイトの Mobare Hub(モバレハブ)が実機の表示を書き起こしているのは、そのためです。

端末の容量が気になるなら、選ぶ理由はもう1つあります。App Store(日本)の表示で343.9MB。ワイルドリフトの1.1GB、オナー・オブ・キングスの872.3MBと比べて、いちばん軽い。

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  • ヒーローは133体。タンク・ファイター・アサシン・メイジ・ハンター・サポートの6ロールで、35体が2つのロールを兼ねます。レーンはゴールド・EXP・ミッド・ジャングル・ロームの5つ。
  • 装備61種、エンブレム7種、バトルスキル12種。バトルスキルはアカウントのレベルで1つずつ開く。最初から使えるのは狩猟だけで、回復の泉はLv.3で開きます。
  • 当サイトが確認した直近のパッチは2.2.16(2026年9月16日)で、調整されたヒーローは23体でした。9月28日にはマップが変わり、タートルを倒してもシールドは付かなくなった。
  • App Store(日本)の表示は343.9MB、iOS 12.0以降。初回公開は2016年11月11日、提供はMOONTONです。

軽くて、覚える量が少なくて、判断の基準がはっきりしている。オナー・オブ・キングスやワイルドリフトとどれが合うかは、3タイトルを並べた比較記事で見比べてほしい。